Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第VII部門

バイオレメディエーション (2)

Tue. Sep 3, 2019 4:40 PM - 6:10 PM VII-1 (幸町総合教育棟 多目的室6)

座長:高畑 陽(大成建設)

[VII-28] PH adjustment and permeability efficiency evaluation on site test for nutrients by in-situ bioremediation

*佐藤 祐輔1、本田 ゆう子1、西田 憲司1、緒方 浩基1、日笠山 徹巳1 (1. 大林組)

Keywords:VOCs, in-situ, bioremediation, nutrients, pH, site test

原位置生物処理で使用する栄養剤の一種『乳化植物油』は,土壌への吸着性が高く,浸透距離が小さい.乳化植物油の浸透促進の一手法として,乳化植物油をアルカリに調整すると吸着性が低下し,浸透距離が延びることが期待される.栄養剤のpH調整として,アルカリ調整あり・なしの試験区をそれぞれ設け,浸透性確認のための現場試験を行った.いずれの試験区においても,注入井戸から2.7mの距離まで栄養剤は到達していた.それより遠方に観測井戸が無かったため,より遠方への拡散状況は直接確認できなかったが,TOC濃度の平均値の差より,pH調整による浸透性向上につながる事象を実地盤で確認できた.

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