[VII-32] 配水管網の水質監視データ活用とニューラルネットワークモデルによる残留塩素濃度推定
キーワード:配水管網、残留塩素濃度、データ監視、ニューラルネットワーク
浄水場で清浄に処理された水道水は、管路を通じて配水される。消毒効果として必要な残留塩素(以下、残塩)濃度を維持するためには、送配水中の塩素の消費量を考慮し、浄水場における塩素の注入量を適切に管理する必要がある。筆者らは昨年度、K浄水場残塩と個人宅残塩の差を「残塩消費幅」と定義し、残塩の変動に影響を与えると考えられる水温や流量のデータを説明変数、残塩消費幅を目的変数とした重回帰モデルを推定した。本研究では、機械学習のひとつであるニューラルネットワーク(以下、NN)を用いた残塩濃度減少に関するモデル化を試み、従来モデルとNNモデルの推定精度を比較し、後者の適用可能性について考察する。
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