[VII-43] 非白金触媒アニオン交換型微生物燃料電池の下水処理場原位置評価
キーワード:微生物燃料電池、循環型社会、下水処理、有機物除去
下水処理では,省エネルギー化ならびに下水バイオマスの有効利用が求められており,下水資源を活用したエネルギー生産技術として微生物燃料電池(以下MFC)が期待されている.しかし,これまでアニオン交換膜はMFCのセパレータとしてほとんど用いられておらず, 下水処理への導入効果も不明である.そこで本研究ではアニオン交換型MFCを製作し,運転条件を変化させて下水処理場における電力生産や有機物除去量を測定し,発電効率およびクーロン効率を算出した.これよりMFCを下水処理場に導入する際は最初沈殿池である程度有機物を除去し,低い外部抵抗で有機物除去を促進し電流を回収した後,昇圧して利用することが望ましい.
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