[VII-50] UASBリアクターを用いた難分解性水系ポリマー含有廃水の処理性能評価
キーワード:UASB、嫌気性処理、ポリエチレングリコール (PEG)、ポリプロピレングリコール (PPG)
自動車部品加工工場から排出される難分解性水系ポリマー含有廃水は、生分解性の低さから焼却処分されており、有効な廃水技術の確立に期待が寄せられている。先行研究において、難分解性水系ポリマー含有廃水に対しUASB-DHSシステムが適用可能か調査した結果、COD除去率87±1%を達成した。一方,ほとんどの有機物分解は,UASBリアクターで行われているため,UASBリアクターの処理性能向上が処理プロセスの効率化に向けて重要であると判明した.本研究では,UASBリアクターを用い,難分解性水系ポリマー含有廃水処理の性能向上を目指した.その結果、COD除去率91±1%を達成したため、性能向上が見られた。
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