令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

下水汚泥利用・リン回収

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 VII-2 (幸町南6号館 第1講義室)

座長:渡利 高大(長岡技術科学大学大学院)

[VII-57] 下水道資源の茶栽培への適用

*森重 朱理1、山田 真義1、山内 正仁1 (1. 鹿児島工業高等専門学校)

キーワード:下水汚泥肥料、廃菌床、茶栽培、資源化

下水処理施設から発生する下水汚泥や下水熱、リンなどの資源の活用促進が求められており、2015年の下水道法改正では、汚泥の燃料又は肥料としての再生利用努力の必要性が規定されている。また「循環型社会形成推進計画」においては、下水汚泥の肥料利用に関して、地域内での循環利用を支援するように示されている。
 鹿児島県は茶栽培が盛んであり、荒茶生産量が全国第二位(26,600トン)であり、全国シェアの32%を占める。茶栽培では肥料価格の高騰、茶園土壌の高カリウム化により、高窒素・低カリウム肥料が求められている。
 本研究では、下水汚泥肥料を地域循環させるために、地域産業である茶栽培への適用を試みた。

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