[VII-58] 消化汚泥の燃焼・熱分解による窒素成分の発生挙動に関する基礎検討
キーワード:下水汚泥、アンモニア、燃焼、熱分解
下水汚泥からのアンモニア(NH3)回収を目的に、消化汚泥を1,000℃まで加熱して燃焼・熱分解した際に発生する窒素成分を測定した。
結果、汚泥中に存在する溶存NH4+は100℃までの加熱によってほとんどがNH3として発生するが、固形分に含まれる窒素成分は1,000℃まで加熱してもNH3としての発生量は小さいことがわかった。また、燃焼と熱分解で発生するガスの種類や量が異なり、熱分解の方がNH3の発生量が大きく、N2Oといった地球温暖化係数の高いガスを削減できる可能性が示された。
結果、汚泥中に存在する溶存NH4+は100℃までの加熱によってほとんどがNH3として発生するが、固形分に含まれる窒素成分は1,000℃まで加熱してもNH3としての発生量は小さいことがわかった。また、燃焼と熱分解で発生するガスの種類や量が異なり、熱分解の方がNH3の発生量が大きく、N2Oといった地球温暖化係数の高いガスを削減できる可能性が示された。
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