[VII-60] OD汚泥・漁業残渣・食品廃棄物等を用いたバイオマスメタン発酵試験の事例報告
キーワード:混合メタン発酵、バイオマス、バイオマス発生量原単位、OD汚泥、食品残渣、漁業残渣
筆者らは、地域に存在している下水汚泥、浄化槽汚泥、し尿、生ごみ等の有機系廃棄物を収集し、採取したサンプルを所定の比率にて混合しバッチ試験を行った。混合パターンによりメタン転換率とガス発生量の原単位を算定したところ、下水汚泥・浄化槽汚泥・食品残渣・漁業残渣の混合パターンが最も効率が良いとされた。バッチ試験の試験経過日数に対するバイオガスの発生量は、下水汚泥・浄化槽汚泥のみの場合や畜産糞尿を混合した場合は早期に発生量が収束状態となるが、食品残渣や漁業残渣の影響がある場合は分解がゆっくり進むことが明らかとなった。
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