令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

石炭灰・焼却灰利用

2019年9月4日(水) 08:40 〜 10:10 VII-1 (幸町総合教育棟 多目的室6)

座長:福武 健一(大林組)

[VII-63] 焼却残渣固化式処分における振動締固めと配合に関する研究

*三反畑 勇1、弘末 文紀1、秋田 宏行1、青木 貴均1、西尾 竜文1、島岡 隆行2、小宮 哲平2、中山 裕文2、荒井 進3、金松 雅俊3 (1. 安藤ハザマ、2. 九州大学、3. 三友プラントサービス)

キーワード:固化式処分場、焼却残渣、振動締固め、配合、一軸圧縮強度

石炭灰固化技術(超流体工法)を応用して焼却残渣をセメント固化しながら処分することで,処分場の延命化,環境安全性の向上及び早期安定化を図り,さらには巨大地震時に被災することなく災害廃棄物の仮置き場や仮設処理施設の用地としても活用が可能な「一般廃棄物焼却残渣固化式処分システム」の構築を目指し,焼却残渣固化体の配合,性状,耐久性,施工性,及び固化地盤の耐震性について検討を行っている.システム実用化では,最適な配合を適切に決定できる指標等を明らかにすることが不可欠である.本稿では焼却残渣を確実に固化する配合選定手順を検討するために実施した振動締固め試験について報告する.

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