石炭灰・焼却灰利用

[VII-64] Study on combination technique of the cement solidification disposal system to landfill burned residue
~ Basic study on cement solidification disposal of the industrial waste burned residue ~

*青木 貴均¹、三反畑 勇¹、弘末 文紀¹、秋田 宏行¹、西尾 竜文¹、島岡 隆行²、小宮 哲平²、中山 裕文²、荒井 進³、金松 雅俊³ (1. 株式会社　安藤・間、2. 九州大学、3. 株式会社　三友プラントサービス)

Keywords:Industrial waste, solidification disposal system, burned residue, Cement, uniaxial compressive strength, Heavy metal elution restraint

一般廃棄物の焼却残渣にセメントと水を混合撹拌し, 高周波振動により締固めて固化処分する「廃棄物固化式処分システム」の構築を目的に室内配合試験や屋外実証試験を実施してきた.一方, 平成27年度の調査結果によると, 一般廃棄物の焼却残渣は総排出量4,398万トンの内の約370万トンであるのに対して, 産業廃棄物では総排出量3億9,119 万トンの内の約500万トンと同等以上の発生量があり, 本システムを産業廃棄物焼却残渣（以下, 産廃灰）の固化処分に利用することにより, 環境安全性の向上及び早期安定化, 将来的な再生利用にも寄与すると思われる.