[VII-76] ふっ素汚染土壌に対する不溶化処理の施工事例
キーワード:ふっ素、不溶化、カルシウム系、セメント、消石灰、土壌汚染対策法
土壌汚染対策法においては、第二種特定有害物質が含まれた地下水の飲用リスクを遮断する方法の一つとして不溶化処理がある。また、ふっ素汚染土壌の不溶化処理に対しては、これまでにセメント系固化材及びマグネシウム系固化材による固化・不溶化が有効であると報告されている。ふっ素含有排水処理の分野では、カルシウム塩を添加して難溶性のふっ化カルシウムを生成させ、沈殿除去する方法が用いられている。今回、セメント系固化材やマグネシウム系固化材単独では、溶出量基準適合まで不溶化が困難であった汚染土壌に対して複数のカルシウム系不溶化材を用いることにより溶出量基準を満たした事例を報告する。
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