Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第VII部門

循環資源・CCS (1)

Wed. Sep 4, 2019 8:40 AM - 10:10 AM VII-2 (幸町南6号館 第1講義室)

座長:山田 祐樹(大林組)

[VII-80] Experimental evaluation of various factors affecting the reaction rate of carbon dioxide fixation using waste materials

*多賀 春生1、小峯 秀雄1、後藤 茂1、王 海龍1、鈴木 清彦2、杉本 和聡2、國弘 彩2 (1. 早稲田大学、2. (株)ミダック)

Keywords:Paper sludge boiler dust, Carbon dioxide, global warming

近年地球温暖化が深刻化しており,確実性の高いCO2固定化技術の提案が必要とされている.そこでCO2固定性能を有する土質系廃棄物を利用したカーボンキャプチャー構想を提案する.本研究では,CO2固定化の反応速度に及ぼす初期含水比および空気流量の影響を調査するために,ペーパースラッジボイラー煤塵を用いて一定流量通気型CO2固定化試験を実施した.その結果,初期含水比を40 %から60 %の範囲に調整することでCO2固定化速度が増加することが確認された.また供試体に送風する空気流量が1.0 L/minの場合において,CO2固定化速度が速くなり,CO2を最も多く固定化することが確認された.

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