[VII-89] 使用済み瓦ポーラスコンクリートの空隙の状態が熱拡散率に及ぼす影響
キーワード:使用済み瓦、ポーラスコンクリート、空隙、熱拡散率
現在,使用済み瓦の大半は埋め立て処分されている.今後も多くの使用済み瓦が排出されると予想されており,使用済み瓦の再資源化が必要とされている.そこで,使用済み瓦をポーラスコンクリートの粗骨材として活用することを目指す.使用済み瓦ポーラスコンクリートの熱挙動の制御を可能とするためにも,使用済み瓦ポーラスコンクリートの熱特性を把握することが必要となる.そこで,本研究では,使用済み瓦ポーラスコンクリートの熱拡散率の把握を目的とした.空隙が水で飽和した状態においては,空隙率と熱拡散率の間に線形関係があり,不飽和状態においては,空隙率に関わらず,熱拡散率はほぼ一定であることが明らかとなった.
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