[VII-91] ウォータータイトを施工した山岳トンネル周辺における水文調査結果の報告
キーワード:高速道路、トンネル、地下水、水文調査
昨年開通した新名神高速道路高槻~神戸間の大阪府域で最長となる箕面トンネルでは,土被り約19mで河川と交差する箇所もあり,計画段階からトンネル施工に伴う地下水等への影響が懸念されていた.西日本高速道路(株)新名神大阪西事務所では,平成19年度より有識者らを交えた対策検討委員会において,同区間内のトンネル掘削等に伴う地下水への影響及びその対策等について議論を重ねてきた.その結果,箕面トンネルの一部で非排水構造(ウォータータイト)を施工した.周辺ではトンネル施工前から河川流量や地下水位等の観測を実施しており,本稿では地下水対策の効果を確認することを目的に,その水文調査結果について報告する.
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