令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

環境計画 (1)

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 VII-1 (幸町総合教育棟 多目的室6)

座長:高山 晴夫(鹿島建設)

[VII-94] 日本における建設材料の消費による環境負荷の変化に社会経済的要因が及ぼす影響

*榎並 諒1、ヘンリー マイケル2 (1. 北海道大学院工学院、2. 北海道大学工学院工学研究室)

キーワード:環境評価、時系列、建設材料、CO₂排出量、社会、経済

建設業における建設材料の与える環境負荷は非常に大きく、特にセメントはs社会資本整備関連のCO₂排出量のうち30%、鉄鋼は12%である。この状況の中で環境負荷を考える上で直接的な消費量といった要因だけでなく、人口、GDPといった社会経済的要因の与える影響を考える必要があり、その要因を明らかにすることを目的とする。評価指標を用いて人口、経済力、建設投資率、投資率に対する建設材料の消費量、技術力といった5つの観点でセメントと鉄鋼の環境負荷を評価する。経済力、建設投資率、投資率に対する建設材料の消費量の影響が大きいことを確認した。

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