[CS10-12] Kriging法による断層近傍域での地震強度分布推定手法の検討
キーワード:Kriging法、地震動予測式、アスペリティ、ディレクティビティ効果
構造物の被害予測は経済的な地震対策の観点で重要であるが,地震強度は設置されている地震計だけですべての構造物で測定することは不可能である.このため,任意地点の地震強度を推定することは重要である.クリギング法は簡便に地震強度を求めることができる手法であるが,断層近傍への適用に検討の余地があるとされている.本研究では2016年熊本地震を対象として,クリギング法を用いて断層近傍における地震動の特徴を考慮した最大加速度分布推定手法を提案した.その結果,平均平方二乗誤差は有意に小さく推定法の精度が良いことを確認した.さらに,強震動シミュレーション結果や実被害報告などと比較し本手法の妥当性を検証した.
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