令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 地震工学(構造物の耐震、地震応答解析、強震動予測、地盤振動、地盤液状化、断層変位、災害調査)

強震動・断層変位

座長:野津 厚(港湾空港技術研究所)

[CS10-14] 直交水平2成分を用いた強震動指標の相互関係の定量的評価

〇横山 太郎1、能島 暢呂2 (1.岐阜大学大学院、2.岐阜大学)

キーワード:地震動予測式、直交水平2成分、強震動指標、カーネル密度曲線、確率密度関数

地震動予測式に用いられる直交水平2成分の扱いについて,2成分を別個とした扱い((NS,EW)),2成分の幾何平均(GM)や大きい方の値(Larger),軸回転により得られる最大値(rot100)や中央値(rot50)などがある.予測式によって採用される指標は異なり,指標の違いに注意する必要がある.本研究では,上記の5つの指標相互の関係を定量的に評価することを目的とする.rot50を基準として,それに対する各指標の比率の分布を表すカーネル密度曲線を作成した.比率の序列は(NS,EW),GM<Larger<rot100となった.また,指標GMとLargerの分布形状に関する確率論的考察を行った.

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