令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 地震工学(構造物の耐震、地震応答解析、強震動予測、地盤振動、地盤液状化、断層変位、災害調査)

地盤振動

座長:山田 雅行(ニュージェック)

[CS10-46] 青森県東南部の台地上における地震動増幅に関する数値検討

〇片岡 俊一1、稲葉 令子 (1.弘前大学)

キーワード:等価線形解析法、振幅依存性、火山砕屑物、最大地動速度

青森県の東南部で地下構造が既知である6地点の表層をモデル化し,等価線形化法によって,地震動応答を計算し,入力地震動の振幅によって,地表の最大値がどのように変化するかを検討した。その結果,最大加速度の倍率は入力最大値が小さい時は5程度と大きいものの,数十cm/s/sを超えると低下し,ほぼ2程度に収束することことが分かった。一方,最大速度の増幅倍率は入力振幅にあまり依存しないことも分かった。

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