[CS10-17] Large Shaking Table Test on Seismic Evaluation of Reinforcement Technology on Stone Walls with Non-stone base
Keywords:Stone wall, Reinforcement, Experiment, Reinforcement measures , Shaking table test
2016年熊本地震はMj6.5の前震及びMj7.3の本震により熊本県全域に大きな被害をもたらした。特に熊本県のシンボルである熊本城では,石垣全体の30%が崩壊や孕みの被害が生じた。特に,宇土櫓石垣等の大きく孕みを生じた箇所については,現段階で解体後積み直ししか無いため,その補強対策が求められている。筆者らはその対策を考案したが,その効果はまだ明らかとなっていない。そこで,写真-1に示す茨城県つくば市にある国立防災科学技術研究所の大型振動実験施設を用いて2019年8月5日~10月14日の期間で3回の実験を行った。本論文では,非石塁の石垣補強対策の実験結果からその耐震性評価の検証を目的としている。
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