[CS10-20] Development of seismic response analysis method for the whole city by ASI-Gauss code
Keywords:ASI-Gauss code, wooden house, city model, seismic response analysis
2011年東北地方太平洋沖地震・津波,及び2016年熊本地震では多くの木造家屋が倒壊し甚大な被害が生じた.倒壊した木造家屋など大量の瓦礫の処理に時間を有し,復旧・復興が遅れた.今後,南海トラフ地震など同規模の地震・津波被害が生じる危険性が高い.故に津波遡上域を事前に把握し災害に備えるとともに,災害時の救援経路や瓦礫の仮置き場の検討を行うなどの災害リスクマネジメントが重要となる.本研究では,ASI-Gauss法を用いた都市全域の構造物の地震応答解析に向けた木造家屋のモデル化に関する検討を行った.また地理情報システム(GIS)を用いて都市全域をモデル化し,地震応答解析を行った.
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