[CS10-56] 地震応答解析の妥当性に関する一検討-種々の加振レベルを用いた応答再現性検証-
キーワード:応答解析の妥当性、地盤-構造物相互作用、全応力解析
近年、地盤の地震応答解析に対するV&V(Verification and Validation)が注目されており、小委員会でも検討されていることを背景に、その一助となるデータを示すことを目的として、既往の遠心模型振動実験を対象として地盤と構造物の相互作用を考慮した再現解析と結果の考察を行った。加振レベルの異なる3ケースについて、それぞれ実験と解析の結果を比較することにより、加振レベルと解析結果の妥当性について検討した。その結果、フーチング変位や杭基礎の鉄筋ひずみは概ね整合したが、表層地盤の最大応答は加振レベルが大きくなるほど過小評価する結果となった。
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