Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

[共通セッション] 地震工学(構造物の耐震、地震応答解析、強震動予測、地盤振動、地盤液状化、断層変位、災害調査)

地中・地下構造物の耐震

Chair:Kiyoshi Sato

[CS10-27] Study on Seismic Performance of Polyethylene Pipe for Fluid Transport by the Expansion and Contraction Test

〇Hideki Omuro1, Yasuko Kuwata1, Takashi Kuriyama2 (1.Graduate School of Engineering, Kobe University, 2.Graduate School of Organic Materials Science, Yamagata University)

Keywords:Seismic Performance, Polyethylene, Level-2 Earthquake Motion

一般流体輸送用ポリエチレン管(以下、PE管)は、国際規格に準じて水圧や埋設条件等に合わせて寸法体系の異なる管が規格化されている。特に水道向けと比較して厚さの薄い仕様のものがあるが,これらの耐震性能は定量的に把握できていない。
本研究では寸法体系の異なるPE管に関して地震動による限界性能を把握する為、実管を用いた管軸方向加振試験を行った。
結果、外径と厚さの比率が一定の場合、加振破断回数に明確な差異は見られなかった。但し厚さが薄いほど破断回数は少ない傾向であった。またPE管のレベル2地震動に対する許容ひずみ及び過去の地震から求めた等価繰返し回数に対して、PE管の性能は十分余裕のある値であった。

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