[CS10-32] 路面下空洞調査の活用による地震被災道路の陥没予防効果
キーワード:路面陥没、空洞、再沈下、地震、災害査定、非破壊
宇城市では、熊本地震による下水道埋設部での路面被害が甚大で、不可視部の被害状況を把握するべく路面下空洞調査を実施した。結果は、災害復旧事業に係る申請のための資料として活用され、早期工事着手につながるとともに、路面復旧に併せて路面下の空洞および空洞化にいたる潜在箇所を効率的で効果的に除去することができた。今回、3年経過後のモニタリング調査を実施した結果、空洞補修した箇所での再発生は無く、新たな路面陥没や再沈下の現象はほとんど発生していないことから、当時の応急復旧の有効性を確認することができた。本報告は、今後の震災により被災した自治体の負担を軽減するために活用できる知見をとりまとめたものである。
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