令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 地震工学(構造物の耐震、地震応答解析、強震動予測、地盤振動、地盤液状化、断層変位、災害調査)

橋梁の耐震・地震時挙動

座長:藤倉 修一(宇都宮大学)

[CS10-36] 景観性を考慮した既設橋梁における耐震補強設計

〇田中 洋人1、舟山 淳起1、名古屋 和史1、崔 丞鎬1、佐藤 徹也2 (1.八千代エンジニヤリング、2.中日本高速道路)

キーワード:PC連続中空床版橋、耐震補強設計、景観に配慮されたRC橋脚、PCM巻立て補強

新湘南バイパスの一部区間における多径間連続高架橋の特徴として,地域計画に基づく景観検討がなされており,橋脚は高さ方向に逆テーパーを基調とし,中央部にV型スリットが設けられている。また,断面はR=500mmで面取りされていること,橋脚内に排水管が埋設されており地表面付近で排水溝に向けて露出することも特徴的である。本稿では,この特徴的な形状の橋脚において,躯体の補強工法選定や巻立て諸元,排水管により補強鉄筋が不連続となる箇所での補強鉄筋の配置を考慮した設計を行った。

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