ネットワーク防災

[CS10-70] Damage reproduction precision in expressway network earthquake response analysis

〇Masaki Nakamura¹, Kazuya Magoshi¹, Masahiro Hattori², Hideo Oishi², Masaaki Isa³, Takumi Moro³, Hidesada Kanaji³ (1.Earthquake Engineering Research Center Inc., 2.Hanshin Expressway Technology Center, 3.Hanshin Expressway Company)

Keywords:expressway network, the 1995 southern Hyogo prefecture earthquake, damage reproduction analysis

阪神高速道路株式会社では、災害時にも関西圏のライフラインとして機能することを目指した防災・減災対策に積極的に取り組んでおり、今後発生が懸念される南海トラフ地震や都市直下型地震のような様々な震源域を想定した広域道路ネットワークの地震応答シミュレーションに関する研究を進めている。本研究はその広域道路ネットワークを対象とした地震応答シミュレーション結果の精度検証の一環として、1995年阪神淡路大震災の地震被害の再現解析を実施するものである。その結果、被災時の上部構造や被災度ランクの評価方法に課題は残るものの、一定の再現性を確認できた。