令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 原子力施設に係わる土木技術

地盤変状(液状化,断層変位)

座長:中村 晋(日本大学)

[CS11-13] 密な地盤の液状化がRC構造物の地震応答に及ぼす影響 (その1)RCボックスカルバートの遠心載荷実験シミュレーションに基づく検討

〇渡部 龍正1、島端 嗣浩2、横田 彩加2、横田 克哉3 (1.電力中央研究所、2.東電設計、3.関西電力)

キーワード:三次元非線形解析、地盤・構造物連成解析、遠心模型実験、RCボックスカルバート

鉄筋コンクリート(RC)製地中構造物の耐震性能照査は,地盤・構造物連成系の二次元有限要素(FEM)解析により横断面方向に対して行われるのが一般的である.近年は基準地震動が大きくなってきたことで,密な地盤であっても液状化が生じることが想定される.そこで,既往遠心模型実験を対象として,地盤の液状化領域がRC構造物の地震時挙動に与える影響を検討した.
 既往遠心模型実験を対象としてシミュレーション解析を行い,密な飽和地盤に埋設されたRCボックスカルバートの挙動を概ね再現することができた.同じ解析条件から一部液状化とした条件での挙動も確認し,液状化現象がRC構造物に作用する影響を確認した.

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