令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 原子力施設に係わる土木技術

構造物

座長:丸山 久一(長岡技術科学大学)

[CS11-19] 実大規模二方向載荷実験による載荷履歴がせん断耐力に与える影響の検討

〇坂下 克之1、山本 悠人1、松尾 豊史2、松居 伸明3 (1.大成建設、2.電力中央研究所、3.関西電力)

キーワード:RC構造、実大規模、載荷実験、二方向載荷、載荷履歴、せん断耐力

地中RC構造物の耐震性能照査手法の高度化を目的として,実大規模の試験体を用いた水平二方向載荷実験を実施し,載荷履歴がせん断耐力に与える影響を検討した.試験体は1辺1.1mの正方形断面を持つ柱およびフーチングからなる.配筋仕様はせん断破壊型となるように設定した.試験体は同じ配筋仕様で3体を製作し,直交配置した2本のジャッキにより「基本ケース」「斜め載荷の影響」「プレクラックの影響」に着目した3ケースの加力パターンで載荷した.検討の結果,斜め載荷の影響およびプレクラックの影響により,せん断耐力が基本ケースよりも増加する等の知見が得られた.

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