Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

[共通セッション] 原子力施設に係わる土木技術

構造物

Chair:Kyuichi Maruyama

[CS11-27] Fukushima Daiichi nuclear power plant Development of laser decontamination method in flange tank disassembly (Part 1)

〇Naoki Maeshiro1, Tomohiro Ogawa1, Nobushige Sasaki1, Ryouhei takeuchi2, Fumio ito2, Takaharu Goto2, Hiroshi Nakamura3 (1.Tokyo Electric Power Company Holdings, 2.Taisei Corporation, 3.Toyo Union)

Keywords:Laser, Radioactive Material, decontamination, flange tank, Dust Control

福島第一原子力発電所では,震災当初は増え続ける汚染水を確実に貯留しなければならないことから,短期間で設置可能なフランジ型タンク等を採用していたが,その後,フランジ型タンクからの漏えい事象が発生した事から,より信頼性の高い溶接型タンクへのリプレースを行っている.

フランジ型タンクの解体においては,タンク内面に付着した放射性物質の飛散抑制を目的に,タンク内面に塗料を塗布したうえで解体作業を行っている.
本稿は,これまでの塗料による飛散抑制対策に代わる工法として,フランジ型タンク解体前に内面にレーザーを照射し,放射性物質で汚染した防食塗装を除去するレーザー除染工法を開発したので報告する.

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