[CS11-27] 福島第一原子力発電所 フランジ型タンクの解体におけるレーザー除染工法の開発(その1)
キーワード:レーザー、放射性物質、除染、フランジ型タンク、汚染拡大防止
福島第一原子力発電所では,震災当初は増え続ける汚染水を確実に貯留しなければならないことから,短期間で設置可能なフランジ型タンク等を採用していたが,その後,フランジ型タンクからの漏えい事象が発生した事から,より信頼性の高い溶接型タンクへのリプレースを行っている.
フランジ型タンクの解体においては,タンク内面に付着した放射性物質の飛散抑制を目的に,タンク内面に塗料を塗布したうえで解体作業を行っている.
本稿は,これまでの塗料による飛散抑制対策に代わる工法として,フランジ型タンク解体前に内面にレーザーを照射し,放射性物質で汚染した防食塗装を除去するレーザー除染工法を開発したので報告する.
フランジ型タンクの解体においては,タンク内面に付着した放射性物質の飛散抑制を目的に,タンク内面に塗料を塗布したうえで解体作業を行っている.
本稿は,これまでの塗料による飛散抑制対策に代わる工法として,フランジ型タンク解体前に内面にレーザーを照射し,放射性物質で汚染した防食塗装を除去するレーザー除染工法を開発したので報告する.
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