令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 原子力施設に係わる土木技術

構造物

座長:丸山 久一(長岡技術科学大学)

[CS11-27] 福島第一原子力発電所 フランジ型タンクの解体におけるレーザー除染工法の開発(その1)

〇前城 直輝1、小川 智広1、佐々木 辰茂1、竹内 良平2、伊藤 文雄2、後藤 貴晴2、中村 弘3 (1.東京電力ホールディングス、2.大成建設、3.東洋ユニオン)

キーワード:レーザー、放射性物質、除染、フランジ型タンク、汚染拡大防止

福島第一原子力発電所では,震災当初は増え続ける汚染水を確実に貯留しなければならないことから,短期間で設置可能なフランジ型タンク等を採用していたが,その後,フランジ型タンクからの漏えい事象が発生した事から,より信頼性の高い溶接型タンクへのリプレースを行っている.

フランジ型タンクの解体においては,タンク内面に付着した放射性物質の飛散抑制を目的に,タンク内面に塗料を塗布したうえで解体作業を行っている.
本稿は,これまでの塗料による飛散抑制対策に代わる工法として,フランジ型タンク解体前に内面にレーザーを照射し,放射性物質で汚染した防食塗装を除去するレーザー除染工法を開発したので報告する.

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