令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 放射性廃棄物処分

放射性廃棄物処分(1)

座長:西村 友良(足利大学)

[CS12-02] 放射性廃棄物処分施設からのイオン溶出挙動に関する検討-地下空洞型処分施設機能確認試験(その22)-

〇山川 剛1、取違 剛1、佐々木 敏幸1、山野 泰明1、佐藤 伸2、伊藤 喜広3、広中 良和4、藤原 啓司4、脇 寿一4、寺田 賢二4 (1.鹿島建設、2.大林組、3.東電設計、4.原子力環境整備促進・資金管理センター)

キーワード:放射性廃棄物、地下空洞型処分、中深度処分、吹付けコンクリート、化学的変質

中深度処分施設のような長期にわたり供用される施設の機能を確認するためには、施設の状態とその変遷を解析的に評価し、適切なモニタリング計画の策定に資する情報を得ることが必要である。同施設は、地下100~150mでの構築が検討されていることから、地下水によるセメント系材料に含まれる成分の溶脱が施設の健全性に影響を及ぼすと考えられており、溶脱が周辺岩盤のイオン濃度に及ぼす影響範囲を把握することが重要である。本報告では、同施設を対象とした多重バリア構造において数百年間にイオンが拡散する範囲を把握することを目的とし、溶脱による化学的変質について解析的検討を行った。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン