放射性廃棄物処分(1)

[CS12-05] 地下水分析による中深度処分施設の機能確認方法の検討－地下空洞型処分施設機能確認試験（その25）－

〇伊藤 喜広¹、藤原 啓司²、広中 良和²、田坂 嘉章¹、取違 剛³、佐々木 敏幸³、松田 武⁴、志村 友行⁴、脇 寿一²、寺田 賢二² (1.東電設計、2.原子力環境整備促進・資金管理センター、3.鹿島建設、4.大林組)

キーワード：放射性廃棄物、地下空洞型処分、中深度処分、地下水モニタリング、機能確認

中深度処分施設における閉鎖後長期の管理に資するモニタリング技術の整備や，その実証試験の必要性に鑑み，人工バリアや周辺岩盤の長期にわたる機能確認方法の確立を目的とした調査・検討を進めている．本報告では，閉鎖後の施設周辺の地下水分析を用いた施設の機能確認方法について検討した成果を述べる．人工バリアの安全機能への影響を評価するための計測項目を抽出し，さらに別途実施した化学的変質を考慮した解析結果を参照して，計測項目・期間・範囲等のモニタリング計画を具体化した．