放射性廃棄物処分(1)

[CS12-07] ３次元リアルタイム計測を適用した施工管理・検査システムの開発

〇矢萩 良二¹、沖原 光信¹、戸栗 智仁¹、平岡 卓爾²、池垣 憲之介²、林 邦彦³ (1.清水建設（株）、2.（株）エリジオン、3.（株）地層科学研究所)

キーワード：放射性廃棄物、遠隔操作、遠隔施工管理、遠隔検査、3次元リアルタイム計測、3Dスキャナ

本開発では，放射性廃棄物地層処分における遠隔操作への適用をはじめ，広く一般土木への展開も考慮して，遠隔施工管理・検査システムを開発した．i-Constructionの一環として広くICTに適用されはじめている高精度の3Dスキャナと，自動車の自動運転技術のうち周辺情報把握に適用されているリアルタイム計測が可能な3Dスキャナの両者の点群データをシステム上で重ね合わせてリアルタイム表示することにより，遠隔での装置の操作，施工管理や検査を可能とした．
本稿では，土木工事における盛土技術（または，坑道埋め戻し技術）を対象に実施した，本システムの実証試験結果について報告する．