[CS12-08] 地下環境における長距離無線伝送技術の適用性の検討
キーワード:地中無線、高レベル放射性廃棄物、地層処分、モニタリング
高レベル放射性廃棄物の地層処分事業では、サイト選定段階から、処分場の建設、操業、地下施設の閉鎖までの各段階の中で、安全性の確保や環境保全の観点からモニタリングの必要性が指摘されている。地中無線伝送技術を用いたモニタリング手法は、有線ケーブルを用いる場合と比較して、閉じ込め機能が低下する可能性の防止等の利点があると考えられる。処分坑道は数百m~1km程度の延長となることが想定され、長距離の通信についても検討しておく必要があるが、長距離の無線通信に関しては十分な実績があるとはいえない。そこで、これまでの開発成果を踏まえながら、信頼性・実現性・コスト等の検討を行った結果を報告する。
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