放射性廃棄物処分(2)

[CS12-17] 乾燥密度が異なる飽和ベントナイト砕石の動的強度・変形特性

〇新井 靖典¹、成島 誠一¹、佐古田 又規¹、西村 友良² (1.一般社団法人NB研究所、2.足利大学)

キーワード：ベントナイト砕石、強度定数、動的強度・変形特性

廃棄物処分施設の長期安全性確保にはあらゆる外的作用に対する評価が求められる。膨張性¹⁾、浸透性、沈下、変形・変状、せん断抵抗性、動的強度・変形特性、化学的作用などが挙げられる²⁾³⁾。また遮水層施工性との関係から締固め後の乾燥密度とこれらの工学的性質を解明することが不可欠である。本研究は最適含水比に調整したベントナイト砕石（膨張性土質材料）に対して異なる乾燥密度を有する不飽和供試体に膨潤作用を与えた後、強度定数および動的強度・変形特性を検討した。初期乾燥密度が膨潤飽和後のベントナイト砕石の強度定数ならびに動的強度・変形特性に影響を与えることを報告する。