令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 放射性廃棄物処分

放射性廃棄物処分(2)

座長:太田 征志(日本原燃株式会社)

[CS12-20] ベントナイト系材料挙動に対する骨格構造概念を考慮した弾塑性構成モデルの適用性検討

〇佐藤 伸1、山本 修一1、志村 友行1、中井 健太郎2、野田 利弘2 (1.大林組、2.名古屋大学)

キーワード:ベントナイト、有効応力解析法、ひずみ軟化

ベントナイト系材料は放射性廃棄物処分施設の人工バリアの緩衝材の候補材料であり,力学挙動評価では,弾塑性構成モデルの修正Cam-Clayモデルが多く用いられている.著者らは,膨潤性が非常に高い本材料への弾塑性モデルの適用性については,力学挙動を適切に分析評価してから用いる必要があると考えている.そこで,既存の標準圧密試験及び圧密非排水三軸試験結果の圧縮及びせん断挙動を分析し,土の骨格構造概念を記述する弾塑性構成モデル,SYSカムクレイモデルの適用性について検討を行った.検討の結果,一組の材料定数群と初期値群を用いて,ひずみ軟化挙動などの特徴的な挙動を再現することができた.

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