令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 放射性廃棄物処分

放射性廃棄物処分(3)

座長:渡邊 保貴(電力中央研究所)

[CS12-22] 実施工に向けた難透水性覆土の大型機械による施工試験結果

〇松田 武1、木村 志照1、山本 修一1、太田 征志2、矢込 吉則3 (1.大林組、2.日本原燃、3.東電設計)

キーワード:放射性廃棄物、浅地中ピット処分、ベントナイト混合土、締固め、施工方法

低レベル放射性廃棄物の浅地中処分施設の難透水性覆土材料として,ベントナイト混合土を用いることが計画されている.難透水性覆土は施工時に高い締固め密度を確保することで,透水係数で10-10m/s以下という低透水性を想定している.本検討では,実工事を想定した大型アスファルトフィニッシャによる撒出しと大型振動ローラによる施工試験を実施し,その施工性および施工品質を確認した.締固め後の難透水性覆土の乾燥密度は平均で締固め度97%を満足する結果となった.難透水性覆土は,撒出し厚10cm,振動転圧8 Passで施工することで,透水係数1.0×10-11m/s以下で施工できることが確認できた.

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