令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 放射性廃棄物処分

放射性廃棄物処分(3)

座長:渡邊 保貴(電力中央研究所)

[CS12-26] 低レベル放射性廃棄物処分施設に用いるセメント系充てん材のひび割れ評価

〇矢ノ倉 ひろみ1、杉橋 直行1、川村 和湖1、髙橋 圭一1、工藤 淳2 (1.清水建設、2.日本原燃)

キーワード:低レベル放射性廃棄物処分施設、充てん材、温度ひび割れ、ひび割れ、コンクリートピット

低レベル放射性廃棄物処分施設に用いるセメント系充てん材について,外気温や材料品質の変動に対する安定化を図るために新配合充てん材(3:7モルタル)を選定し,選定配合が所定の要求性能を満足することを昨年度報告している.しかし、中庸熱ポルトランドセメントと高炉スラグ微粉末の比率を変更したことで断熱温度上昇量は従来よりも大きくなり,ひび割れ抑制効果は従来配合(1:9モルタル)より不利となることが想定されたため,新配合充てん材の性能確認のため実施した実規模試験結果と温度ひび割れ解析結果を比較評価した.その結果,解析により充てん材のひび割れ予測がある程度の精度で評価可能であることが分かった.

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