令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 放射性廃棄物処分

放射性廃棄物処分(4)

座長:山本 陽一(原子力発電環境整備機構)

[CS12-31] 幌延URLにおけるベントナイト系充填材の除去回収実証試験機械的除去技術(オーガー方式)

〇城 まゆみ1、本島 貴之1、磯 さち恵1、白瀬 光泰2、小林 正人2、中山 雅3 (1.大成建設株式会社、2.原子力環境整備促進・資金管理センター、3.日本原子力研究開発機構)

キーワード:地層処分、高レベル放射性廃棄物、PEM、回収可能性、機械的除去技術

高レベル放射性廃棄物の地層処分事業では,廃棄体が最終処分施設に搬入された後においても,安全な管理が合理的に継続される範囲内で,最終処分施設閉鎖までの間の廃棄体搬出の可能性(回収可能性)を確保する必要があり,廃棄体を傷つけずに周囲の隙間充填材を除去する技術の開発が期待されている.本稿では横置き・PEM方式による定置方式を対象とした除去技術において,機械的な除去技術として,原位置(幌延URL,深度350m)における実規模実証試験で選定したオーガ方式による機械的除去技術の結果について報告する.

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