Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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[共通セッション] 放射性廃棄物処分

放射性廃棄物処分(5)

Chair:Takayuki Motoshima

[CS12-47] Study on time change of redox field in the near-field of HLW disposal tunnnel

〇Koji Hane1, Tadashi Namikawa1, Kazuhiko Masumoto1, Seiji Morikawa1, Koji Mori2 (1.KAJIMA CORPORATION, 2.Blue Earth Security)

Keywords:Geological disposal, Reduction environment, Geochemical analysis

高レベル放射性廃棄物処分の対象となる地下深部は当初は還元環境であるが、処分坑道掘削後の操業時は坑道周辺は酸化環境になると考えられる。坑道埋戻し後は、岩盤中の鉱物との反応等により徐々に還元環境へ戻ると考えられる。本研究では我が国の一般的な深部地下環境を想定した周辺岩盤中の酸化還元状態の変遷に着目し、TOUGHREACTによる数値実験を実施した。その結果、反応速度や溶存酸素の拡散係数の違いによって評価結果が大きく異なること、及び酸化領域の範囲等は先行研究に矛盾しない結果が得られた。また、二次元モデルによる解析は一次元モデルよりも周辺岩盤が早く還元状態に戻る評価結果を導く可能性が示された。

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