令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 気候変動による影響への適応

気候変動による影響への適応(2)

座長:小林 健一郎(神戸大学)

[CS13-07] アンサンブル気候予測データベースd4PDFによる豪雨発生環境の将来変化

〇杉岡 翔太1、吉野 純1、小林 智尚1 (1.岐阜大学)

キーワード:d4PDF、豪雨、気圧配置、主成分分析、クラスター分析、将来変化

将来気候下で豪雨の頻度や強度に変化が生じることについては理解されているが,豪雨の発生要因の将来変化については十分に明らかになっていない.多数の豪雨事例に対して統計的分析手法である主成分分析とK-means法によるクラスター分析を行うことで過去気候と将来気候での豪雨の発生要因の違いを理解する.結果は,過去気候,将来気候ともに似た気圧配置のパターンを抽出することができた.特に「低気圧+北高東高」パターン,近年における2019年台風19号のような気圧配置の場合で将来気候において豪雨リスクが増すことが明らかとなった.

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