Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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[共通セッション] BIM/CIMの活用とこれから

BIM/CIMの活用とこれから(2)

Chair:masahiko kato

[CS14-19] LEVEL OF DETAIL OF THE THREE-DIMENSIONAL MODEL FOR RAILWAY STRUCTURES

〇Masashi MURATA1, Tomohiro SHIMIZU2, Ryu SASAKI3 (1.WEST JAPAN RAILWAY COMPANY, 2.JR WEST JAPAN CONSULTANTS COMPANY, 3.ASIA AIR SURVEY COMPANY)

Keywords:three-dimensional model, level of detail, maintenance, railway facilities

近年,建築・土木分野では3次元モデルの活用が進められている.3次元モデルの作成には,詳細度(LOD)の設定が重要だが,維持管理段階での詳細度は明示されていない.
今回,鉄道設備の既設構造物を対象とし,維持管理の観点から3次元モデル作成の詳細度を検討した.その結果,適切な詳細度は利用目的により異なり,また同じ維持管理の目的でもコンクリート橋梁と鋼橋とでは適切な詳細度が異なっているように,対象物の種類によっても異なることが確認された.
3次元モデルの活用により構造物の維持管理の効率化を実現していくためには,詳細度を標準化し,その考え方を体系的にまとめることが必要となると考えられる.

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