Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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[共通セッション] 土木分野におけるAIの活用

土木分野におけるAIの活用(3)

Chair:Masatoshi Uno

[CS15-13] Deterioration factor diagnosis using the strain distribution of concrete by AI (Artificial Intelligence)

〇kotaro koike1, Takao Ochiai1, Hiroyuki Hayano1 (1.Taiheiyo Cement Corporation)

Keywords:Artificial Intelligence, Image recognition, DICM, Surface strain distribution, Diagnosis

本研究では、RC構造物の劣化診断にAI技術を適用し、コンクリート表面のひずみ分布から各劣化要因の判定が可能な技術の構築を目的とし、実験的な検討を行った。ラインセンサタイプ全視野ひずみ計測装置を用いて撮影したコンクリート表面の画像を、デジタル画像相関法によって可視化したひずみ分布で評価することにより、各劣化要因によってひずみ分布が異なることを確認した。そして、これらのひずみ分布を構築した画像認識モデルに学習させ、劣化要因を予測した結果、平均正解率99%超となった。この結果より、AIによる劣化要因診断の可能性が示された。

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