令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるAIの活用

土木分野におけるAIの活用(4)

座長:河村 圭(山口大学)

[CS15-27] クープマン作用素解析による動的な物理現象へのデータ駆動アプローチ

〇宮本 崇1 (1.国立大学法人山梨大学)

キーワード:クープマン作用素解析、データ駆動科学、非線形動力学

深層学習に代表されるデータ駆動科学の手法は,土木分野においても諸場面での応用が進む傾向にある一方で,データ数の不足やタスク処理過程に対する説明性・解釈性の問題など,多くの分野に共通する課題も同時に顕在化させている.更に,物理現象に対するデータ駆動モデルの適用においては,物理的な法則に矛盾しない結果を与えるモデルである必要がある.

こうした課題に対処するための方法論の一つとして,本稿では動的な現象に対する数理モデルとデータ駆動モデルの統合的なアプローチであるクープマン作用素解析に着目し,その手法や性質を概説するとともに,簡単な数値実験を通して有効性を検証する.

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