令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるAIの活用

土木分野におけるAIの活用(5)

座長:枡見 周彦(JIPテクノサイエンス)

[CS15-43] 深層学習を用いた画像処理による軸重推定手法の開発

〇輿水 良亮1、佐藤 靖彦1 (1.早稲田大学)

キーワード:人工知能、深層学習、荷重推定、交通荷重、疲労損傷

タイやマレーシアなどの東南アジア諸国では,過積載トラックが数多く通行しており,既設コンクリート構造物の疲労損傷に大きな影響を与えている.この過積載トラックの通行量把握は,既設構造物の疲労寿命推定において非常に大きな意味を持つが,これらを正しく,かつ継続的に測定したデータは少なく,収集には非常に大きな人的コストがかかる.そこで著者らは,測定された軸重に紐づくトラックの外観画像を教師データとすることで,画像に映り込むトラックの軸重を推定するAIシステムの構築に成功し,その推定精度は約60%程度であった.精度向上のためには,データセットの質の担保が課題である.

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