令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるAIの活用

土木分野におけるAIの活用(6)

座長:蒔苗 耕司(宮城大学)

[CS15-45] Neural Networkを用いた線形化解析手法の考察

〇名合 牧人1、近藤 高弘1 (1.大成建設)

キーワード:ニューラルネットワーク、人工知能、深層学習、線形解析、伝達関数

クレーン荷重とブーム角,ワイヤテンションの関係について,従来の線形解析の手法と三層のNeural Networkとを用いて,線形化解析した結果の比較を行った.この結果,Neural Networkによる線形解析値が最小二乗法によるモデル式と近似する結果となった.Neural Network学習の精度をどこまで行うかは試行錯誤であるが,適切な学習誤差を設定することで全体的に滑らかな補間曲線が得られる.Neural Network学習では式に意味を持たせることはできないが,モデル式が導き出せないような場合,その対処的措置として,Neural Network学習による線形化は実務上意味を持つ.

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