令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 気候変動・地球環境問題

気候変動・地球環境問題

座長:米田 稔(京都大学)

[CS16-05] 副産物・素材のCO2固定化性能に基づく地域密着型カーボンキャプチャー構想の定量評価

〇小峯 秀雄1、多賀 春生1、鈴木 清彦2 (1.早稲田大学、2.ミダック)

キーワード:地球温暖化、緩和策、CO2固定、副産物、都市環境

著者らは,いくつかの副産物・素材が遊離Caを多量に保有することに着目し,CO2固定に優れた新素材としての可能性を見出してきた.そこで,気候変動の新しい緩和策として,地域活動に伴い生成される副産物や素材のCO2固定化性能に着目し,まだ注目されていない各地域においても実施できる身近な地域密着型カーボンキャプチャー構想を提案している.本論文では,産業廃棄物処分場をカーボンキャプチャー施設と見なし,現在まで取得してきた各副産物・素材のCO2固定性能データに基づき,具体的な産業廃棄物処分場を例に挙げて,地域密着型のカーボンキャプチャー施設としての性能の試算を行った.

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