令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 地下空間の多角的利用

地下空間の多角的利用

座長:橋本 彰博(福岡大学)

[CS17-01] 南海トラフ巨大地震に伴う津波による大阪市の地下鉄駅軌道内の浸水解析

〇庄田 侑平1、石垣 泰輔2、尾崎 平2、安田 誠宏2 (1.関西大学大学院理工学研究科、2.関西大学環境都市工学部)

キーワード:地下空間、地下鉄、南海トラフ巨大地震、津波、氾濫解析

近い将来、南海トラフ巨大地震が発生することが文部科学省地震調査研究推進本部の方で発表されている。都市部では地下鉄はじめ地下空間が広く使われている。地下鉄はじめ地下空間は過去の大規模な豪雨で水没したことから地下鉄は水害に脆弱であることが明らかとなっている。また地下鉄は複数の路線と交差しているので広範囲に浸水すると想定されている。本研究では南海トラフ巨大地震における津波襲来時の大阪市の地下鉄の浸水について研究を行った。数値解析を行ったところ、大阪市の地下鉄の殆どが水没する結果となった。このことから、地下鉄に津波による氾濫水の流入を防ぐために止水扉を閉める必要があることが明らかとなった。

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