令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 地下空間の多角的利用

地下空間の多角的利用

座長:橋本 彰博(福岡大学)

[CS17-02] 名古屋における地下鉄の浸水の危険度評価と復旧対策に関する検討

〇野澤 智己1、村瀬 将隆2、佐藤 大介3、武田 誠3、松尾 直規3 (1.テイコク、2.パスコ、3.中部大学)

キーワード:都市浸水、地下鉄、浸水想定区域図、氾濫解析、排水

平成30年7月に起きた西日本豪雨では,14府県の93の観測地点で72時間に降った雨量が観測史上最多を記録した.令和元年も台風19号の影響により大規模な浸水災害が発生している.このような浸水が都市部で発生した場合,懸念されるのが地下インフラの浸水被害であり,特に地下鉄への被害は甚大なものとなる.本研究では,名古屋を対象に,国土交通省で整備されている浸水想定図を用いて地下鉄駅の入口,地下鉄駅毎,路線毎の浸水状況を検討する.また,庄内川破堤を考慮した地下鉄の浸水解析を行い,その危険性を明らかにする.さらに,地下鉄線路の復旧の観点から,排水を表現する数値解析モデルを開発し,排水対策を検討する.

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