令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] International Session (国際セッション)

国際セッション(コンクリート工学)

座長:高橋 佑弥(東京大学 工学系研究科 社会基盤学専攻 コンクリート研究室)

[CS2-42] 異なる置換率の高炉セメントの水和反応と塩分固定化特性に関する研究

〇ファミダ パルヴィン1、欒 堯1、アシヤ ハビルン1 (1.埼玉大学)

キーワード:スラグ、反応率、圧縮強度、水酸化カルシウム、塩化物、フリーデル氏塩

高炉セメントは,普通ポルトランドセメントと比べ異なる水和過程と塩分固定化特性を持っており,置換率や養生条件の影響が大きい.本研究では,異なる置換率の高炉セメントを用いてペーストとモルタル供試体を作製し,モルタルの圧縮強度,スラグの反応率,水酸化カルシウム含有率,固定化塩分および固相塩分について実験的検討を行った.その結果,置換率が増加するにつれて,スラグの反応率は減った傾向が見られ,初期強度発現の低下にもたらした.一方,固定化塩分量が置換率の増加に伴い増加する傾向が明らかになった.

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