令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 新設および大規模改修時における橋梁計画

新設および大規模改修時における橋梁計画(3)

座長:杉山 裕樹(阪神高速道路株式会社)

[CS3-16] 人力施工できる簡易な段差防止装置の開発について

〇浅野 貴弘1、難波 正幸2、櫻井 直樹3、古賀 太郎4 (1.西日本高速道路、2.NEXCO西日本コンサルタンツ、3.コスモシステム、4.富士技建)

キーワード:耐震対策、段差防止、ガラス繊維強化プラスチック、GFRP、人力施工、生産性向上

高速道路橋において、大規模地震により、支承部に損傷が生じた場合は、路面に大きな段差が発生することにより復旧作業が難航し、時間を要するなどの課題がある。そのため、路面に大きな段差が生じる可能性がある橋梁には、段差防止装置を設置し、段差を最小限とする必要がある。しかし、通常、段差防止装置は、既設橋の狭隘な桁下空間で施工が困難であり、また、鋼製の段差防止も重量が重たいため、重機が必要となる。そこで、著者らは、人力で施工が可能な簡易な段差防止装置を開発に取り組んでいる。本報告では、簡易な段差防止装置の開発内容とその耐荷性能の確認を行ったので、報告するものである。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン