令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 新設および大規模改修時における橋梁計画

新設および大規模改修時における橋梁計画(3)

座長:杉山 裕樹(阪神高速道路株式会社)

[CS3-18] 超高耐久橋梁(Dura-Bridge)の実用化に向けた別埜谷橋の設計

〇藤岡 泰輔1、芦塚 憲一郎2、横山 和昭2、永元 直樹1 (1.三井住友建設株式会社、2.西日本高速道路株式会社)

キーワード:Dura-Bridge、高強度繊維補強コンクリート、アラミドFRPロッド、プレキャストセグメント

高度経済成長期から急速に整備された我が国のコンクリート道路橋は,近年,経年劣化にくわえ凍結防止剤散布や海岸線からの飛来塩分を起因とする塩害劣化が顕在化し,著しい性能低下が報告されている.そのため,腐食しない材料を使用した超高耐久橋梁「Dura-Bridge」の研究を進めてきた.これまでの研究では,新たな繊維補強コンクリートを開発し,種々の構造実験により設計手法の確立や妥当性を立証した.その後,実験橋を建設し約2年間のモニタリングを経て構造全体の安全性や耐久性について明らかにしてきた.本稿では,世界初となる超高耐久橋梁の実用化に向けて実施した別埜谷橋の設計について概説する.

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